「ちはやふる39巻」に学ぶ、努力の回帰点。
努力の回帰点。
信じてる、信じてる、
信じてた。
だから…
そんな声が、読んでる間ずっとずっと、
聞こえてくるような、最新刊。
無料でも配布されている、
ちはやふる三巻の、名台詞。
「青春全部、賭けてから言いなさい。」
その言葉に対して、
高校3年間賭けて出した答えが、
ここに在る。
憧れて、敵わなくて、
逃げ出したくて、
でも追いかけるのを諦められなくて。
そんな相手と戦える時に抱くのは、
恐怖なんだろうか。
不安なんだろうか。
それとも、歓喜なんだろうか。
ライバルとして、
勝とうが負けようが、
何度でも。
向かい合える相手。
自分よりも、心強い相手。
その相手の瞳に映ることで、
自分の存在を、
努力の足跡を、
自分自身を認識できるような相手。
そんな相手と、
一生にただ一人でも、
巡り会えたなら。
どんなに幸せで、苦しくて、
けれどどんな時でも、
孤独ではないと、
どんなに、信じられるだろう。
名人戦予選の終幕は、近い。