「ハイキュー33巻」に学ぶ、天才という不存在。
私の中での、
連載中の青春二大漫画は、
「ちはやふる」、
そして、「ハイキュー」。
このブログでは、
基本的にネタバレをしないと
誓っているけれど、
最新刊であるこの巻は、
とある大事な試合の、決着だったのだ。
内容に触れずに書くのは、
凄まじく難しい。
でも、書きたい。
書いて、残しておきたい。
そう思える巻だった。
まあ、ハイキューは、いつもなのだけれど。
前の巻の終わりが、
「今後君に、
×××という言葉を使うのは、
やめよう。」だった。
衝撃的なラストシーン。
×××は、敢えて伏せ字。
この世界に、天才なんて、いないこと。
ベストを尽くし合う試合が、
なによりも高揚すること。
一緒に切磋琢磨する仲間が、
何をできるか、
何をできないか、
何を間違って、それを直してきたのか、
どう直してきたのか、
この先どう変わっていけるのかを、
「知って」いること。
ただただ、純粋に、羨ましい。
仲間がいる、ということ。
友達ではなくても、
相棒がいる、ということ。
コンマ秒数の時間で、
打ち合わせなんかなくても、
相棒が何をするのか、
「わかる」ということ。
間違いなく、
この作品の行く末を見終わるまでは、
死ねない、という、漫画の一つ。
1巻から出なくてもよいので、是非に。